Cashu: Ecash Protocol
Cashuは、BitcoinとLightning上に構築されたChaumian ecash protocolです。ユーザーはmintが発行したbearer tokenを保持し、そのtokenをmintへ完全なpayment graphを見せずに転送できます。
仕組み
Cashuはblind signatureを使ってecash tokenを発行します。
- Minting: ユーザーはmintへBitcoin/Lightningを預け、blinded tokenを受け取る
- Spending: tokenはmintを介さずpeer-to-peerで転送できる
- Redemption: 受取人はmintでtokenをBitcoin/Lightningへ償還する
mintはblinded secretへ署名するため、後でtokenを検証できても、発行時点では元のsecretを見ません。これによりmint内部でdepositとredemptionの直接リンクが切れます。
セキュリティと信頼モデル
Cashuは支払いprivacyを改善しますが、依然としてcustodialです。mintは償還を拒否したり、offlineになったり、裏付け資金を失ったりできます。
Cashu proofはbearer instrumentです。proofを支配する者が支出できます。そのためproofの扱いはaccount balanceより現金に近く、backup、端末侵害、平文token漏えいはどれも即座に問題になります。
Nostr integration
CashuはNostrといくつかの形で統合されます。
- Nutzaps: ecash tokenをprivacy強化付きでzapとして送る
- Escrow: ridesharingのようなservice向けHTLCベースpayment escrow
- Wallets: Nostrネイティブwalletが暗号化されたCashu tokenをrelayへ保存する
- NIP-87: Nostr経由のmint discoveryとreview
- TollGate: 接続性に対してCashu ecash tokenを受け付けるpay-per-use network access protocol。これはv0.1.0 release時点でTIP-02により定義されています
トレードオフ
Cashuはtransferがoff-chainで行われ、償還までoff-mintで済むことも多いため高速です。代わりにinteroperabilityとtrustのトレードオフがあります。
実際には、ユーザーは同じmintを使う必要があることが多く、そうでなければmint間のswapやbridgeが必要です。そのためNostr applicationは、Cashuをmint discovery、wallet sync、review systemと組み合わせることがよくあります。
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